通信設備探検のための基礎知識


簡単な用語メモです。
ネットで収集した情報を参考にまとめました。

GC(ジーシー) group center NTT地域会社の市内交換機のこと。これに対して、中継交換機のことをZC(zone center)という。ユーザ宅からの回線を集線する。
NTT東西の交換機収容局舎ビルのことをGCビルとも言う。
ZC(ゼット・シー) zone center NTTのディジタル回線網において、中継交換機能を有する交換局または交換機のこと。GCからの回線を集線し、他のGCに中継する。
SZC
D60(デー・ロクマル) 局用交換機  中継系交換機    NTT DIGITAL MUSEUMの解説
D70(デー・ナナマル) 局用交換機  加入者系交換機  NTT DIGITAL MUSEUMの解説
クロスバ式交換機 回線交換制御部に布線論理方式を採用した電話自動交換機。NTTでは1955年から導入が始まった。パルス信号による自動回線接続のほか、迂回路中継機能や課金管理機能を持つが、複雑な処理を実行する機能はなかった。
現在は、ディジタル式の電子交換機に置き換えられている。
DMS−10(デーモステン) カナダのノーザン・テレコム(当時、現在はノーテルネットワークス)の局用電話交換機。NTTに納入した唯一の海外ベンダーの局用電話交換機である。)
ISM Iインターフェース加入者系モジュール。NTTのD70交換機に付加し、INSネット(ISDN)サービスを提供するためのモジュールである。
MA(エム・エー) NTTが定める3分8.5円?(だったか?)の市内料金で通話できる区域。単位料金区域という。
MDF(エム・ディー・エフ)main distributing frame 電話局などで大量の通信ケーブルを収容する際にケーブルを整理するための配線分配装置。例えば電話局では、数千本から数万本の回線ケーブルを直接交換機に収容するのではなく、いったんMDFの回線収容端子に収容してから交換機に接続する。MDFを使うことで回線の収容替えや、障害探査時の切り分けが容易になる。さらに、回線を方路別、加入企業別などに整理することで、回線を管理しやすくなる。
MHN(エムエッチエヌ)multimedia handling node NTTが開発した新ノード・システム。
新ノードシステム(NS8000シリーズ) ASM/SBM/RSBM、MHN
き線 道路下の管路などに収容された太束のケーブル。NTTの加入者線のバックボーンに相当する。き線から枝分かれし、地上の電柱などに引かれるケーブルを配線ケーブルと呼ぶ。配線ケーブルとき線との接続点をき線点、または配線点と呼ぶ。
接続端子菅 架空ケーブル上の、黒い端子BOXのこと。
PSTN(ピー・エス・ティー・エヌ) public switched telephone network 加入電話回線網のこと。主に米国で用いられる用語
RT(アール・ティー) 遠隔多重加入者線伝送装置。ISM(Iインターフェース加入者系モジュール)を設置していない収容区域の加入者をISMに収容するための中継装置である。大規模事業所などで多数の基本インターフェース・ユーザを収容する場合の多重化装置の総称としても使われる。簡単に言えば、張り出し伝送装置。
光ファイバを使った加入者系システムの中継ノードとしても利用されている。
RT−BOX。
TS(ティー・エス) 電話サービスの中継交換機。加入者からの電話回線を直接収容する電話局の交換機(LS:Local Switch)と接続し、交換機と交換機の間の中継交換を実施する。
LS(エル・エス) 加入者交換機。加入者から局に引き込まれた電話回線を接続する交換機。同じ局に接続している加入者間であればLSだけで接続できるが、長距離通話など局をまたがる場合は、その上位の中継交換機(TS:toll switch)に処理を引継ぐ。
アナログ交換機 音声信号をアナログ信号のまま内部で処理する電話交換機。一方、音声信号をディジタル化してから交換処理する交換機をディジタル交換機と呼ぶ。1997年12月にNTTの局用交換機のディジタル化が終了したので、NTTの加入電話網内にはアナログ交換機は無くなった。
架空ケーブル 電柱などを利用して、空中に架け渡した通信ケーブル。
管路(カンロ) 道路沿いに埋設した、ケーブルを通すためのパイプ。管路内のケーブル敷設・撤去は、マンホール内で作業する。
局用交換機 通信事業者内に設置する交換機。NTT内部では、すべての局用交換機がディジタル化され、電話だけでなく、ISDNも同時に処理する。NTTのデットワークには、MA(単位料金区域)内の数箇所に設置される加入者交換機(D70)があり、その上位にはほぼ県単位に設置される中継系交換機(D60)がある。
IPC−30(アイピーシーサンマル) 事業所集団電話(ビル電話、CESとも言う)
D70、D70改交換機 デジタル交換機、加入者系
D60交換機 デジタル交換機、中継系
D10交換機 NTT DIGITAL MUSEUMの解説、電子交換機、加入者系
C400交換機 クロスバー交換機、加入者系、アナログ交換機
リレー式
C460交換機 クロスバー交換機、加入者系、アナログ交換機
C82交換機 クロスバー交換機、中継系
C23交換機 クロスバー交換機、加入者系
昔はトレーラーのような形で田舎にあった。
H型交換機 NTT DIGITAL MUSEUMの解説
ダイナミックループ NTTのロゴマークのこと。NTT発足時に作られ、2007年現在でもNTT東西会社等で利用される。
シャイニング・アーク NTTコミュニケーションズのコーポレートマーク。

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